最初に出会ったのは上のフレーズでした。
なるほどー。 日本語でも 「二束三文」 などといった言い回しがありますが、
「わずか、少しの」 という意味の表現で、同様に小さな数字が使われるのですね。
per due[quattro] soldi : 特価で、すごく安く
fare due[quattro] chiacchiere : おしゃべり(雑談)をする
fare due[quattro] salti : (友人、家族と)ダンスをする
scambiare due[quattro] parole : 言葉を交わす
spaccare un capello in due[quattro] : 重箱の隅をつつく、細かく詮索する
以下は
due または
quattro 単独で辞書に載っていたもの。
でも同様の意味なので、こちらの表現も互いの数字で置き換えることができるのかな??
a due passi da ql.co. (何か)のすぐ近くに
in due minuti すぐに
dire due parole 手短に話す、ちょっと話をする、声をかける
scrivere due righe 手短に書く、ひとこと書き残す
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essere in quattro gatti 少人数である、ほとんど人がいない
in quattro e quattr'otto 瞬時に、すぐさま
La scuola è a due passi da qui. 「学校はここから歩いてすぐだ。」
Permettimi di dirti due parole. 「ひとこと言わせてくれ。」
La roba da quattro soldi stanca subito. 「安物はすぐ飽きる。」
affare da quattro soldi 「取るに足らない仕事」
しかしこの場合、なぜ
due または
quattro なんだろう?
tre ではダメなんかい~!?
・・・ と思って辞書で調べてみると
due と
quattro では 「わずか、少しの」 という意味が記載されており、
tre では 「(不特定数を表して)わずかな/かなりの」 と書いてありました。
確かに例文を見ると少々意味合いが違うようです。。。
Non è capace di dire tre parole. 「わずかな言葉さえ発することができない。」
Prima di venire ci penserò tre volte. 「行く前によく考えておきましょう。」
Chi fa da sé fa per tre. 「うまくやりたいのなら自分でやれ」(諺)
・・・・ まあそれはともかく、これらのフレーズは頻繁に使用される表現なのでしょうか~??