ジェノヴァで困る! <後編>
お詫び : <前編> に比べ 筆が失速してしまったため、話はあっさり終わっています・・・(T-T

◆       ◆       ◆

まずはとにかく、帰り道途中のフニコラーレの駅で運転手さんを呼び止めて確認。
「これはどこで払い戻しできるのですか? ここではダメなんですか?」
「BIGLIETTERIE に行かないと・・・。 でも、どのみち火曜日まで開いてないよ」
うおおっ! すっかり忘れていたが、今日は土曜日、明日は日曜日、明後日は祝日だった!!
しかし、"この体験を旅の授業料として受け入れ換金を諦める"ことなどできないほどに、
私は貧乏旅行者なのでR。
そこで ≪もしかしたらご親切なアナタ様が立て替えてくれるなんてことはないかしら~ん?≫
との、非常に身勝手な熱い想いを言外に含めつつ、
「で、でも、私、観光客なんです! もうすぐ他の街に出発しなければならないんです!!」
と、悲壮感を漂わせて訴えてみました。 が、その言葉をさえぎるように
Lo so, lo so... 」 (そんなことはわかってるよ) と 言われる始末(笑)

「ま、とにかく Genova P.P. 駅の切符売場に行きなさい。そこで換金できるかもしれないから」
との お言葉をいただき、先を急ぎました。

国鉄駅近くのホテルに預けていたスーツケースを受け取り、駅の切符売場に行ってみると、
やはり朝には存在しなかった人混みが! でも 意外と窓口が数多く開いていたので
順番待ちの行列も結構スムースに流れているよう。 あ、これなら間に合うかも~~~!??
と、しばらく並んで・・・ 出発時刻の15分前になんとか自分の番に。

まずは ECのチケットについて尋ねると
「確かにこれはユース割引料金だね。
 でもこの列車はもう既に満席になってるから 買い直しの処理はできないよ。」
―― ナニ!?Σ(゚Д゚;)!!
「それにもう時間もないデショ?
 仕方がないから車内で検札が来たときにワケを話して不足分を支払いなさい」
―― う、ううう・・・、そーきたか・・・

次にフニコラーレの払い戻しについては 「あっちにあるバスの切符売場に行きなさい」
―― あ、そりゃそっか。 国鉄とAMTは別企業だ。

◆       ◆       ◆

・・・ さてさて。 事件発生から8時間後にして、ようやくなんとか換金の方はできました。
残された問題は "検札員への説明" ・・・・って、

そんなコムズカシイ伊語会話が私にできるのか!?
それにフランス側に入ってからフランス人の検札が来た場合は・・・ ま、まさか 英語 or 仏語!??
いや、そもそも その話を信用してもらえるのだろうか!???
切符売場のおじさんに、言質として一筆書いてもらうべきだったのか~~~!!???

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SS. Annunziata アンヌンツィアータ教会


駄菓子菓子!!
雨に濡れた子犬のように、プルプル震えながら その瞬間を今か今かと待っていた私をよそに
ジェノヴァ-ニース間の特急列車・約3時間、

なんと 検札員は

現れませんでした・・・!!!  ひゅるり~~~

完全予約、全席指定のECなのに・・・ 国境越えだってしているのに・・・・
いつもそーなの?? 今回 たまたまだったの???

浮いたお金は、その日の晩ゴハン(ドネルケバブ)になりました。 いつもより美味しかったです。
ちなみに、今回の旅行中に乗車したその他の長距離移動では
全ての列車で検札員がちゃんとやって来ました・・・。

◆       ◆       ◆

≪申し訳程度に GENOVA観光スポットレポート≫
【王宮】 ★★★ イタリア人観光客(ご夫婦)とスタッフと一緒に歩き回る。
スタッフのおじさんは当初監視のみで、無言で後ろを付いてくるだけでしたが、
シニョーラが 「アラ? ここに隠し扉があるのね!? この先はどうなってるの??」 と
尋ねたのがきっかけで、その後ずっと解説付きで各部屋を案内してくれました。
私は8割方聴き取れてはいませんでしたが、一応 「ふん、ふん」 と うなずいていると
「イタリア語、わかるのかい?」 と尋ねられ、「ほんのちょっとだけですが・・・」 と答えると
私に向かって 時々言葉を区切り易しい単語で言い直しながら解説してくれるようになりました。
鏡の間(細長い室内に、多数の縦長の鏡が等間隔に・非常に効果的に装飾されている)、
趣のある調度品、中国や日本の磁器の壺、数種類の色の天然木で組まれた床モザイク、
そしてバルコニーからの眺望、中庭のモザイクが見どころ。
【赤の宮殿/白の宮殿】 ★★ ジェノヴァ派、フランドル派絵画が中心。 肖像画も多数有り。
豪華なシャンデリアや調度品の数々。 ちょっとモダンな屋根裏部屋(?)も面白い。
その他 私が訪れたときは 『100 anni di Tokyo』 という企画展が開催されてました(笑)
【ドーリア・トゥルシ宮殿】 ★ 白の宮殿の中庭を通って隣にあるこの建物内へ移動。
パガニーニのヴァイオリンや楽譜、手紙を見ることができます。それ以外はあまり記憶にないれす。
【スピノーラ宮殿】 ★ アンティークの刺繍作品や衣装、ティーセットのコレクション等も有り。
最上階にある螺旋階段を上ると小さな屋上テラスに出ることができます。
特に眺めがいいわけではないですが、周囲の一般家庭の風景が覗き見できました。
【アンヌンツィアータ教会】 ★★★ ゴシック様式だが、内部は大変優美で明るい雰囲気。
金細工の枠で囲まれた数々の天井画と、縦に溝が掘られた白とマーブル赤褐色の柱が印象的。
【サン・ロレンツォ教会】 ★★★ ファサードも内部も白と黒の大理石の縞模様が重厚さを演出。
宝物殿とTorreには時間がなくて行きませんでしたが、どの程度のものなんでしょ?

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王宮の中庭のモザイク(黒と白の小石にて)


◆       ◆       ◆

「若く見られたわけじゃなくて、この文章と同様に 幼稚に見られただけなんです・・・」
Lo so, lo so...
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| by dicotomia | 2006-05-13 00:29 | 旅先のイタリア語
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