MUSEO MATISSE ― Nizza, Cimiez
南仏では、ジェノバやトリノでは ほとんど見かけなかった日本人観光客がたくさんいましたが、
それ以上にやはり、老若男女・イタリア人観光客が目につきました。
(というか、とにかく騒がしいイタリア語があちこちで耳につきました ^^;;)
またこの地方の歴史柄、ここで暮らすイタリア人も多いのでしょうね。

実際、朝市をフラフラ散歩しているとき、
日本に行ったことがあるという花屋のオジサンに片言の日本語+英語で話しかけられ、
もう無意識に伊語交じりの英語(正:英語交じりの伊語)で必死に返答していたら、
「お、イタリア語がわかるのかい!? 実は、私はイタリア人なんだよ~!」 と
いきなりイタリア語で会話が始まったり・・・

また、観光案内や美術館のパンフレットは 仏語、英語の他、ほとんどのところで伊語版が
(そしてところにより日本語版が)用意されていました。

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Baie des Anges (天使の湾) と ニース旧市街


― ニース・マティス美術館パンフレットより ―

*TRASPORTI
in automobile : vedi pianta
in autobus : linee 15, 17, 20, 22, 25
[交通]
 乗用車 : 地図を参照してください
 バス路線 : 15、17、20、22、25番

*ACCESSO
in automobile :
 sosta in Avenue du Monastère e parcheggio a Monastère di Cimiez
in autobus GT : sosta in Avenue du Monastère
ingresso pedonale : sono previste quattro entrate al parco
ingresso per disabili : entrata Sud della Villa
[アクセス]
 乗用車 : Avenue du Monastère 駐車 または Monastère di Cimiez 駐車場利用
 観光バス : Avenue du Monastère 駐車
 歩行者用入口 : 公園側入口4ヶ所あり
 身体障害者用入口 : 美術館南口

*TARIFFE BIGLIETTI
tariffa intera : 4 euro / tariffa ridotta : 2,5 euro
per informazioni : tel. (+33) 04 93 81 08 08
[入場料]
 一般料金 : 4ユーロ / 割引料金 : 2.5ユーロ
 お問い合わせ : (+33) 04 93 81 08 08

*ORARI D'APERTURA
Il museo è aperto tutti i giorni esclusi il martedì e alcune festività
(1゜gennaio, domenica di Pasqua, 1゜maggio e 25 dicembre)
dalle ore 10 alle ore 18 : tutto l'anno
[開館日および開館時間]
 火曜日と次の祝祭日(1月1日、復活祭日曜日、5月1日、12月25日)を除く毎日
 年中10時より18時まで

*GRUPPI
Massimo 30 persone : Per informazioni telefonare al (+33) 04 93 53 40 53
Prenotazione obbligatoria : per posta o via fax al (+33) 04 93 53 00 22
Per gruppi superiori a 15 persone : tariffa ridotta
[グループ]
 最高30名まで : お問い合わせは 電話で (+33) 04 93 53 40 53
 要予約 : 手紙またはファックスで (+33) 04 93 53 00 22
 15名以上は割引料金が適用されます

*VISITE GUIDATE
Individuali e per gruppi(studenti e adulti), in francese e altre lingue straniere
Prenotazione obbligatoria
[ガイド付き見学]
 フランス語または外国語での個人またはグループ(学生、成人)向け、要予約

*AVVERTENZE
Si pregano i signori visitatori per la sicurezza delle opere e il rispetto reciproco di depositare borse e ombrelli presso il guardaroba; si ricorda inoltre che è vietato fumare all'interno del museo, è vietato toccare le opere e gli oggetti artistici, e di lasciare all'ingresso eventuali animali domestici. È vietato fotografare.
[お願い]
 セキュリティ上の配慮により、入場者はバッグ、傘などをクロークにお預けください。
 作品にはお手を触れないようお願い致します。
 館内での喫煙、ペット同伴、写真撮影は禁止されています。

sosta : 停車、(短時間の)駐車、(短期間の)滞在/一時的な中断、休憩≫
ridotto : 小さくされた、縮小した、引き下げた/(ひどい状態に)変えられた、~になった≫
guardaroba : 衣装部屋、クローゼット/ワードローブ/クローク・携帯品預かり所≫

このパンフレット、日本語版には少々不自然な訳もありましたが、
このイタリア語版はどうなんでしょう?
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プロムナード・デ・ザングレ
(英国人の散歩道)



トップレスも日光浴中
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≪マティス美術館・ちょこっと感想≫
絵画の他、彫刻作品やマティスの写真、アンティーク椅子等も多く展示されているが、全体に小ぢんまりとした美術館で(さらに、残念ながらロザリオ礼拝堂のデッサンの一部がデンマークの美術館に貸出中であったためか)一時間半程度で見終えてしまった。 他美術館所蔵のマティス作品に比べて ややおとなしめで落ち着きのあるコレクションか。 が、どの作品からもマティス自身が創作活動をいかに楽しんでいたかが十二分に伝わってくる。
ロザリオ礼拝堂の当初のモチーフ案であったという、ミツバチ飛行軌道の切り紙絵。映像の妙なのか、『世界美術館紀行』で見たときほどのインパクトは感じられなかったが、「常人ならおよそこんな組み合わせは避けるであろう」と思える、ブラウン背景色に赤・青・黄+ときどきピンクという極彩色の粒子(これが土と花弁→花畑のイメージなのか)が、白い羽を広げたミツバチの軌道と交差して 画面全体に強烈な生命力・躍動感を与えており、この作品からもやはりマティス独自のセンスが伺える。 ただし、後日訪れたロザリオ礼拝堂でこのデザインをステンドグラスに取り入れた礼拝堂の模型を見たが、こちらを採用しなかったことは正解であったと思われる。 祈りの空間として考えると現在のモチーフ+色彩の方が断然良い。 その他、個人的な大注目は司祭服デザイン。 まぶしいほどに鮮やかな配色で、あのコンブのようなサボテン柄がうねうねと踊っていたり、光のすじが弾け跳んでいる。 これも実際に製作し使用された司祭服が礼拝堂に展示されていた。 楽しすぎる。
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| by dicotomia | 2006-06-22 22:54 | 旅先のイタリア語
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