プーリアの旅 ― 番外編 その1
いやはや、番外編が最初にくるとはなんたることでしょう!! う~ん、愛くるしいですね。


約1年振りとなるイタリアの旅。 そして私にとって約1年振りのイタリア語会話の機会です。
すなわち、私の会話能力は成長どころかどう考えても退化しかしておりません。
しかし、それでも今回の旅では、ちょっとしたモノから なかなかに深いモノまで
これまでにはない数多くの出会いに恵まれ、現地の人たちと楽しく交流ができました。

人称も活用も語順もめちゃくちゃ。 いやいや、場合によってはほとんど単語の羅列。
そんな私の拙いイタリア語でも皆さん大いなる想像力で解読を試みてくれたり、
理解できずにぽかんとしている私を見て平易な言葉で何度も言い直してくれたり・・・

異国から来た観光客にただならぬ好奇心を抱き、積極的に関わろうとする姿勢が
この南イタリアでは他の土地より強いように感じました。

◆       ◆       ◆

というわけで、イタリア語会話初級者の私が
今回の道中、出会ったイタリア人たちといったいどのような言葉を交わしていたのか、
「よくある質問」 をちょろっと書き出してみましょー。わー。

1. 「日本人か?」 「どこから来たのか?」 「どこに住んでいるのか?」
「はい」 「日本から来ました」 「札幌という街に住んでいます」 ・・・年配の方には冬季オリンピック開催地ということで認識されていることもある札幌ですが、当然ながらほとんどの人から知らないと言われます。そんな人たちには 「日本の北部の北海道という島にある街で、夏は涼しくていいけど冬はとっても寒くて雪がたくさん降るんだよー」 と付け加えます。今回は特に 「雪は1メートル以上積もるよ」 との言葉に、バーリの皆さまから 「なんてこった! この街では1年に1回降るか降らないか・・・ しかも1cmだ!」 との返答が(笑) ちなみに 「日本のどの街を知っていますか?」 とのコチラの問いには、東京、大阪、京都、広島、長崎、の5都市が挙がることが多いです。

2. 「学生か? 働いているのか?」
当初は単に身分・職業を尋ねているのかと思っていましたが、どうやらこの質問は私を観光客とは考えずにその街に住んでいる、またはイタリアのどこかで暮らしていると想像しての問い掛けのようです。ローマやミラノ、フィレンツェなど日本人が多く暮らしている街であればよくある質問だとは思いますが、このような南イタリアの小都市でもそう捉えられるのね~。うーむ。日本人観光客をほとんど見かけない土地なので、旅行中という発想には向かわないのかなあ。あるいはあまりにも平然とした態度で街を闊歩し過ぎているのか(笑) 「休暇中でイタリアを旅行しているんだよー」 と伝えると次の質問に続きます。

3. 「いつイタリアに来たのか?」 「いつ帰るのか?」 「どこを回っているのか?」
まあ、これは普通に答えます。色をつけるなら 「イタリアに来たのは○回目だよ」 「でもこの街に来たのは初めてだよ」 等々加えます。

4. 「一人なのか?」
これは質問者や状況によって答えを変えます(笑) 「一人だよ」 と回答すると 「どうして一人なのか?」 と続く場合も多いです。これもまた質問者や状況によって答えを創作します(笑) パターンその1 「一人旅が好きなの」 との答えには、とあるイタリアーノくんから 「わかるわかる! ボクもそうだよ。人と一緒だとあっち行きたい、こっち行きたいと意見が分かれて疲れちゃうんだよねえ~」 と勝手に解釈されての共感のお言葉を頂きました(笑) また、「一人だよ」 という回答には coraggiosa だの、ragazza fortessima だの、数々の称賛(?)を頂戴しました。

5. 「キミはいったい幾つなんだ!?」
いや、イタリアでも初対面のオナゴには年齢を尋ねないというマナーがあるみたいですけどね、特に 「一人で旅行中」 と答えたパターンで年配の方から度々訊かれました。こんな幼いムスメっコが一人旅なんて まんまみーあ!? と心配されてのことのようです。そんなお心遣いを無下にするのは忍びないので 「いやー、日本人は幼く見えるみたいですね~」 などと言って笑ってごまかすか、「そ、それは言えません! ヒミツです!」 と答えるか、適度にサバを読みました(笑)

6. 「イタリア語を話せるのか?」
「はい、少しだけ。イタリア語を勉強しています」 と答えると 「なぜ勉強しているのか?」 → 「イタリアが好きでイタリアを旅行したくて」、「どこで勉強しているのか?」 → 「日本で」 → 「語学学校に通っているのか?」 → 「大きな街にはイタリア語学校はあるけど私の街にはあまりないので、ラジオを聴いたり本を読んだりして独学で」 といった感じの流れになります。

7. 「日本からイタリアまでどうやって来たのか?」
そりゃあ飛行機でしょ~、と思っていたら、交通手段を訊いていたわけではなく、日本-イタリアの直行便があることを知らず、どこかを経由してやってきたと思っての質問のようです。

8. 「日本からイタリアまでの航空券はいくらなのか?」
日本に行ってみたいという人、または、そんな遠い国からはるばるやって来るなんて・・・と驚嘆している人、そんな人たちからこれも何度か訊かれました。でも暗算で日本円をユーロに換算することなど私にはできず・・・(涙) 電子辞書の電卓機能を利用して計算しました。

9. 「札幌(あなたの住む街)から東京まで何kmか?」
質問1 の後に続くケースですが、かなり以前にも触れましたが、コレ、時間ではなく距離で訊かれるんですよねえ。類似パターンとしては街の人口を訊かれます。

10. 「名前は?」
そして、ちょっと日本事情通の人には 「日本人の名前には意味があると聞いているけど、この名前の意味は?」 と尋ねられることがあります。 うーむ、ちゃんとした由来があればいいのですが、私の名前にはありません。 そこで、漢字を分割してそれぞれの意味を繋げて答えてみるのですが、たいてい笑われます(笑)


―― 以上、よくある質問 ~ 定番会話はこんな感じであります。。。


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その他. 「アキヒトは元気か?」 「コイズミは元気か?」
・・・まだコイズミでした(笑)



   
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| by dicotomia | 2008-04-21 03:01 | 旅先のイタリア語
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