カテゴリ:イタリア語参考書( 5 )
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un graditissimo incontro
先日、近所の小さなBOOKOFF で
なんとあの、≪坂本鉄男 著/白水社≫ 『現代イタリア文法』 を見つけました!

コチラの文法書、何年も前から幾度となく本屋で眺めてはいたのですが、
手厳しいのはその定価、4,200円! ヒョイっと購入するには È troppo costoso!!!
この価格の元をとるほどに使いこなす自信もなく、ずーっと思い留まっておりました。

・・・が、今回幸運にもこんなところでお目にかかれるとは! ぐっじょぶ、BOOKOFF 中の島店!
嬉々として書棚から取り出し、ぱらぱらーっとページをめくってみると・・・

おおーっ、中身は新品同様! ・・・っていうか、キレイ過ぎる!??
書き込みや汚れがないのはもちろん、ページの開き癖も全くナシ。
スピン(しおりヒモ)も どう見たって未使用のまま、ページほぼ中央にクタ~っと収まっている。
そしてなんといっても 白水社行きのアンケートハガキが挟まったままだー!!(笑)

うん、間違いない! これは新品・未使用モノだ!!
背表紙に貼られた価格を確認すると・・・ なんと 950円!! わーい♪♪♪

とりあえず、これを BOOKOFF に売り払ってくださったお方に敬意を表し、
その人物像に思いを馳せて・・・(思い浮かびもしないけど)  Grazie mille, signor X !!!

◆       ◆       ◆

家に帰って、ウハウハー♪で眺めていると、
まっさらキレイなページに、早速 コーヒー染みを飛ばしてしまいましたよ。 エヘ。
やっぱりコレを読んでいると、以前購入した 文法ハンドブック なんて
とても相手にならないなーと・・・ (ま、ハンディにはハンディの良さがあるか!)


★おまけ★ (ちょっと面白かったから抜粋

語尾を見ただけでは変意名詞と間違えやすい名詞例
 ≪aquila : 鷲≫ ― ≪aquilone : 凧≫
 ≪botte : 樽≫ ― ≪bottone : ボタン≫
 ≪burro : バター≫ ― ≪burrone : 小渓谷≫
 ≪filo : 糸≫ ― ≪filetto : ヒレ肉≫
 ≪lupo : 狼≫ ― ≪lupino : ハウチワ豆≫
 ≪matto : 狂人≫ ― ≪mattone : 煉瓦≫
 ≪merlo : 黒ツグミ≫ ― ≪merletto : レース≫
 ≪tacco : かかと≫ ― ≪tacchino : 七面鳥≫

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| by dicotomia | 2007-01-28 17:38 | イタリア語参考書
目指せ、脱・初級!
b0024177_23383867.gif『イタリア語文法ハンドブック』 ≪小林惺 著/白水社≫

同著者が約30年前に上梓した 『イタリア語小文法』 の改訂版だそうで、
「脱・初級!」 「手軽なサイズで中級レベル」 という帯文句に誘われ
購入してしまいました。

今まで 初級者用の文法書しか所有しておらず、NHKテキスト応用編や
検定突破シリーズでなんとか勉強を続けていたという状況だったので、
ようやく 一冊にまとまった詳しい文法書に出会えてホクホクです。

まあ、ハンディサイズなので 解説文や例文は少なめか。
またレイアウト、見出し等、決して読みやすいとは言い難いですが、
文法全分野をがっちり網羅し、文法用語と端的な言葉で系統的にまとめられています。
巻末の索引が細かく扱われている点も良い。

文法をイチから学ぶ際に利用するのではなく、
補強・整理・確認過程において有効に使えるのではないかと思います。
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| by dicotomia | 2006-09-28 00:14 | イタリア語参考書
苦い経験 sta diventando 淡い思い出
b0024177_402244.jpg二ヶ月くらい前に購入してから
ここのところずっとコレに取り組んでいます。

『イタリア語会話 パーフェクトブック』 ≪石津奈々 著/ベレ出版≫

今までにも 「会話習得用」 と銘打たれた参考書は
数多く購入しているのですが、
自分がまだそのレベルまで達していない、あるいは
そのダイアログを覚えてみても実際に使える場面に出会えない
(+それを元に応用を利かせる力も無い) 等々の理由からか、
どの本も長続きしませんでした。

しかし、コチラの参考書はどれも簡単な短文ばかりで、今の自分の会話レベルにちょうどよい感じ。
かつ日常生活において使えそうな例文がテーマ毎にタップリ掲載されています。

どのみち長文はまだ考え考えゆっくりとしか喋れませんので、
まずはこれらの例文をツギハギしつつ、相手の問い掛けに対して
ある程度の意思表示を軽快にできるようになればなぁ。。。と、夢みています。

ちょっと残念なのは、"「文法とフレーズ」がバランスよく配合された本を" という思いから
この本の企画が生まれたそうなのですが、その文法解説部分の行間と字間のバランスが悪く
非常に読みづらい。 しかも日本語もアルファベットも中途半端なゴシックフォント。
(同様の不満は 『イタリア人が日本人によく聞く100の質問』 という本にも言えます)
参考書というものは、文字を追って文章の筋を一度理解できればよいという通常の本とは異なり
その内容を記憶に留めやすいよう、当該項目が記載された箇所を簡単に探し出せるよう、
視覚イメージからも捉えやすいよう配慮したものであってほしいのですが・・・。

◆       ◆       ◆

旅の淡い思い出をひとつ。 トリノのホテルにて。
チェックインを済ませ部屋に入った途端、ベッドサイドにあった電話のベルが鳴りました。
「うわわ~、何事!?」 イタリアで電話をかけたことはあっても受けることは初めてです。

恐る恐る受話器を手に取り 「ぷ、ぷろんと?」 と発してみると、お相手は (まあ想像通り)
先ほどお目にかかったフロントのオジサンでした。 それはわかりました。 が、しかし、

―― オジサン 「ペラペ~ラペラ ○※▲#%あqwせdrftgyふじこlp;@??」
―― 私 「・・・・!!???」

外国人観光客に対してオジサンは気を利かせて英語を使ってくださったわけですが、
このブログ上で何度も告白しておりますが、私は英語がほとんどできません。
しかもこの突然の事態への焦りが さらに私の頭を真っ白にさせます。

「わ、わわわわ~っ、、、 ど、どーしよ~!!?」
そんな状況で、ようやく私の口から出てきた言葉は、なんと コレ↓でした。

―― 私 「・・・・あ、あなたはイタリア語を話したいですかっっ!?」 (in italiano)

ひょええ~っ!!ΣΣ(゚Д゚;;≡!!!  な、なんなの、その質問!?? 激しく間違ってる~~~っ!!

―― オジサン 「・・・・! おおーっ! べーね、あっろ~ら~ ・・・・」

・・・あ。 取りあえず望む方向に通じました(T-T

そして彼のイタリア語は理解できました。 話はその部屋に関するちょっとした質問でした。
「あすぺってぃ、うなってぃも~」 ・・・すぐにそれを確認して答え、事無きをを得ました。
この程度の英語もヒアリングできなかったのか! ということで、内容はヒミツです。

今回再認識させられた事実は 紛れもなく
 『イタリア語が理解できて嬉しい気持ち』 < 『英語ができなくて恥ずかしい気持ち』 でした・・・。


  
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| by dicotomia | 2006-05-30 00:57 | イタリア語参考書
これでまともな勉強を始めました。
思い出し書きをしていたら、なんだか長くなってしまいました。
しかも今回の話で紹介する参考書(テキスト)はもう販売されていないものなので、
本当は書く意義もあまりありません。 ああ、スミマセン・・・・

◆       ◆       ◆

前回ご紹介した本をきっかけとしてイタリア語に触れ
「なんだかよくわからないンだけどとにかく楽しい」 というイタリア語マジックにかかると同時に、
2000年4月より NHKラジオイタリア語講座・入門編を聴き始めました。
ここで初めて 動詞活用や時制、冠詞・形容詞の性数変化など文法事項も意識するようになり、
私のイタ語習得への果てしなく長い道程がいよいよスタートいたしました。

この入門編は白崎容子先生の 『みるみる話せるステップ100』 (1999年4~9月の再放送)。
アシスタント役がマリネッラ・ヴァーネさん。 会話コーナーに ダリオ・ポニッスィさん、
ヴィオレッタ・マストラゴスティーノさん、アレッサンドロ・クレメンティさんなども出演。

月・火・水曜日は一日一個の なにはともあれキーフレーズ! 木曜日がその週のまとめと復習。
白崎容子先生の心地よい声とマリネッラさんとの掛け合い、軽快で小ネタ満載のスキット、
ダリオのラップコーナー、ダリオとアレッサンドロの小芝居・・・・
後になってわかったことですが、これが運命的な出会い<その2>でした。
というのはその後のラジオ講座、新規開講するたびにとりあえずチェックはしているのですが、
私にとってこの回ほどおもしろく、またわかり易くて魅力的な構成のものはなかったのです。

ただし、このときはテキストを読んでしっかり予習・復習をやっていたわけではなかったため、
やはり週4日のラジオ進行にはついていけず、3ヶ月ももたずに挫折。
(ただし、MDへの録音だけは半年間し続けました)
その後の数年間は時々思い出したようにこのMDを聴いたり、テキストを眺めるだけ。
この時点でのイタ語習得度は、いわゆる 「旅行会話・初級者レベル」 以下であったと思います。

しかし2003年4月、3回目のイタリア訪問で簡単な会話が通じたことよりイタリア語熱が再発!
このテキストとMDを引っ張り出して、また一から勉強を開始しました。
ただ違ったのは勉強方法。 以前のように音声をただ聴くだけではなく、
目指してみたのは 一話4~8行×ステップ100 の会話文の とにかく丸暗記
通勤中、ドライブ中、家事の最中、MDを繰り返し聴いて、声に出して言う、日本語訳から
伊文を紙に書き出してスペルチェック、テキストで文法確認。 これを反復・反復・反復・・・・
(ちょっとやりすぎですが、テキストをスキャナ+OCR機能で Accessデータベースに取り込んで、
 スキット単位で検索して出題、解答表示ができる簡易プログラムを作成し活用していました)

■ステップ59 : アレッサンドロダリオ の会話です。 二人とも迫真の演技でした。
AlessandroChe bella sciarpa! Dove l'hai trovata
           「ステキなスカーフ! どこで見つけたの?」

Dario     : Non te lo dico. È un segreto.
           Sono belli i tuoi orecchini. Dove li hai trovati
           Me li dai quando non li metti più?
           「教えな~い。 ヒミツ。 そのイヤリング、ステキ。 どこで見つけたの?
            もうつけなくなったら、ぼくにくれる?」

AlessandroNo, non te li do.
           Io li metterò per sempre, per sempre, per sempre...
           「ダーメ、あげない。 ずうっと、ずうっと、ずうーっと、つけるんだからぁ」

少しずつですがこんな勉強を約半年ほど続けたでしょうか。
最終的にスキットの9割方は暗記できたと思います。
(2年以上経った今でも、このときの蓄積はかなり記憶に残っていて役に立っています)
その結果、ラジオ講座入門編で扱われる現在形、近過去・半過去形、未来形あたりまでは
なんとか理解できるようになりました (命令形、条件法等の理解はちょっと不十分でしたが)。
ただ、当然ながら リスニング力、スピーキング力はほとんどナシ。
語彙力もこのラジオ講座および前述の参考書で出てきた単語分しかありませんでした。

※当時の私・回顧メモ
・ 「Comunque proviamo!」 に出会う
・ ちょっと不本意ながらも ダリオのラップコーナーで月と曜日を覚える
・ 数字トレーニング。 トランプを使い、カードをめくって出た数字をイタリア語で素早く言う
  (同時にめくるカードを2枚、3枚と増やして桁数を増やす)
・ 「Tutte le lettere sono minuscole.」 で性数一致による音の妙に改めて感心する
・ 「Che ne dici?」 や 「Non ci riesco.」 などの短いフレーズを、日常生活で
  無意味に(?)使うようになる
・ 「Non ne avete un'altra?」 ・・・ 「飲んで暴れてうなるトラ?」 と覚える
continua ...

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| by dicotomia | 2005-10-26 21:21 | イタリア語参考書
こんな感じで勉強を始めました。
イタリア語をどのように勉強してきたか、
どんな学習参考書を使用しているか、
今までにこのようなご質問を何度かお受けしております。

勉強法にしても参考書にしても 人それぞれ相性というものがあると思いますし、
私自身、現在も模索中なので 「これがオススメ!」 と自信を持って言えるわけではないのですが、
いつのまにか参考書の数だけはやたらに増えてしまったので
自分のイタ語学習の道を振り返りつつ、
今までに使用したテキストたちをちょっとご紹介してみようかなと思います。 (不定期連載)

◆       ◆       ◆

もはや記憶はおぼろげなのですが、イタリア語を勉強しようと思い立ったのは
確か2000年の初め。 その年の春に二度目のイタリア旅行を夢想しておりました。
その際、初めてのイタリア旅行で知り合った あるSignore (参照) を再訪したい!
でもって少しでもイタリア語で会話ができたらなぁ・・・・
そんな動機から 書店で手にしたのがこの本でした。

参考書 その1. 『イタリア語が面白いほど身につく本』
           ≪町田亘 著/中経出版≫ (超初心者向け)

最初にこの本を購入したというところからでもご想像できると思いますが、
このときはあくまでも 「挨拶やちょっとした意思表示ができたらいいなぁ」
であって、本気でイタリア語を習得しようとは思ってもいませんでした。
数ある書籍の中からなぜこれを選んだかについてはよく覚えていません。
内容が簡単そうで、CDがついていて、発音やアクセント表記があるから・・・
ぐらいでしょうか。 しかしこの本が私にとっては運命的な出会い<その1>だったのだと思います。

もちろん、このときの私のイタ語知識は 「ボンジョ~ルノ」 と 「グラッツェ」 のみ。
当初 テキスト自体はほとんど読んでいません。 時々気になった単語を確認するくらいです。
しかし 通勤中、ドライブ中、家事の最中、CDを毎日とにかく リピートして聴いていました。
このCDではキーフレーズが 1.イタ語でゆっくり2.日本語訳3.イタ語でやや早く と
繰り返されます。 おかげでテキストを読まなくてもフレーズの意味を知ることができます。
このサンドイッチ音読構成が私にピッタリ合っていました。

これを何度も聴いて 時に自分でも声に出して言ってみて・・・ とやっているうちに、
イタリア語独特の響きがなんとなく耳馴染んできて、真面目にイタリア語を勉強しようという
心意気がなくとも、少しずつフレーズが記憶の片隅に残るようになりました。

※当時の私・回顧メモ
・ 「perché」 ぺるけ! ぺるけ! ぺるけ最高!
・ 「destrasinistra」 ・・・ 「デストラーデは右利き」 と覚える
・ 文法的なことは全くわかっていなかったが 「dà sul cortile (ダッスルコるティーレ)」 と
 「dal binario tre (ダルビナーりオトれ)」 の響きに惚れ、毎日呪文のようにつぶやく
continua ...

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| by dicotomia | 2005-10-16 14:28 | イタリア語参考書
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