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プーリアの旅 その3 ― アルベロベッロ Alberobello (1)

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Il trullo dal greco tholos "cupola" sarebbe una derivazione
in muratura della primitiva capanna.


Trullo はギリシャ語で "クーポラ(丸天井、円蓋)" を意味する ≪Tholos≫ が語源だと言われ、
囲い壁のあるシンプルな小屋に由来するものとされています。




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L'intera struttura del trullo è edificata con pietra calcarea locale,
inizialmente poste in maniera non regolare senza legante.
Nei trulli più antichi, costruiti a partire dal 1400,
la volta conica sorgeva direttamente dal suolo su pianta circolare.


当初のトゥルッリは、地元で採掘された石灰石を
接着材料を使わずに雑然と積み上げて建てられていました。
最も古いトゥルッリの建築は1400年頃から始まり、
円錐形の屋根部分は、直接地面から立ち上がる構造でした。



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Nei trulli più recenti, che sono la maggioranza e che risalgono al 1600,
la volta poggia sui muri perimentrali dell "casedda",
la cui pianta è in genere quadrata.
Il rivestimento esterno dei trulli è fatto di lastre calcaree "chiancole"
che come tegole impediscono le infiltrazioni d'acqua.


より新しく、最も多く見られるものは1600年代に遡り、
円錐形の屋根は家を取り囲む四角い壁の上に置かれました。
トゥルッリの屋根の周囲をうろこ状に覆っている板状の石灰石 「キアンコーレ」 は、
雨水などの浸透を防ぐ瓦の役割を果たし、トゥルッリに防水性をもたらしました。



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Infine, all'apice del cono viene sistemato un pinnacolo decorativo
di diversa forma, spesso sui coni si trovano, tracciati con latte di calce,
disegni sacri e profani, stelle, croci, mezzelune, simboli astrali.


トゥルッリの仕上げとして、とんがり屋根の頂上に様々な形のピナクル(小尖塔)が置かれ、
屋根の表面には宗教的、世俗的、あるいは星、十字架、半月、十二星座のシンボルなど、
石灰乳で描かれた紋章が見られます。



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| by dicotomia | 2008-05-21 03:52 | 旅先のイタリア語
una bella e fortunata...
書類お届けおつかいの命を受け、札幌郊外までぶるるんと小ドライブ。
用意してきたお気に入りのCDをかけながら小声で口ずさんだりなんかして。
車を走らせるほど視界に広がっていく、くっきり青空。
陽光を受け輝く新緑や遅咲きの八重桜がそこに彩りを加えながら
わさわさと風に揺れています。

È una bella giornatina di primavera...

世の常、人の常。 無事おつかいを終え、決してのぞいてはいけませぬ。
いや、ただで帰るわけにはいきませぬ。
ちょこっと遠回りの藻南公園~石山緑地経由でまぶしい新緑をめいっぱい堪能し、
最後にピッコロ寄り道、古本屋さんへ。

そこで、以前より気になっていた本を見事三冊とも発見し、
上機嫌でさらに手を伸ばした とある文庫本。
ぱらぱらとページをめくっていると・・・

わお! なんと、四つ葉のクローバーが挟まっているではないですか!
ふむ。元持ち主さん、押し葉にしていてそのまま忘れて古本屋に売っちゃったのかなあ?


と、さらにぱらぱらぱら・・・

わお!!!Σ(゚Д゚;≡ また挟まってる!!
 


と、さらにぱらぱらぱら・・・

わお!!!ΣΣ(゚Д゚;;≡≡ またまた挟まってる!!!!
 


と、さらにぱらぱらぱら・・・

わお!!!ΣΣΣ(゚Д゚;;;≡≡≡ またまたまた挟まってる!!!!!!
 


と、さらにぱらぱらぱら・・・・・・・・・

Finalmente ho trovato i sette quadrifogli fortunati !!!!!!!


◆       ◆       ◆


んー、どうしよっかなあ・・・ と、一瞬迷いましたが、
そのまま本を閉じ、そっと書棚に戻しました。
次にこの本を手に取った誰かさんにも同じ気持ちを味わってもらえたら・・・


Era una bella e fortunata giornatina di primavera...
 
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| by dicotomia | 2008-05-20 01:50 | 雑記
プーリアの旅 その2 ― オートラント Otranto (2)
「真っ青に澄み渡るアドリア海が見たい ――!」

そんな想いに駆られ今回選出いたしましたのがココ、イタリア最東端の街・オートラント
なんでもこのオートラント近郊の海は、イタリア国内における 「自然が守られていて美しい海」
というランキングで常に上位に挙げられているとのこと・・・ そ、それはひと目見てみたいっ!
『地球の歩き方-南イタリアとマルタ編』 ではたった1ページ分しか記載のない小さな小さな港町。
これ以上はないと思われる晴天の下、レッチェからの日帰りで訪問してみました。


≪移 動≫
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レッチェ駅構内から1番ホームに出て右に進むと 「FSE」 と書かれた緑色の看板があります。
ここが私鉄Sud-Est線の切符売場。FSE線の乗り場は地下通路を通って5番ホームに上がり、
さらに線路を横切ったところにある6・7番ホーム。

b0024177_145197.jpg1両しかない列車に乗り込み
約30分で Maglie駅へ。
ここでオートラント行きに乗り換え、
さらにゴトゴト揺られること25分。

地平線まで延々と続く
広大なオリーブ畑。
その壮観さに見惚れていると
あっというまに到着です。

ぽつねんとたたずむ駅舎から
真っ直ぐ続く道をてくてく進むと、
南国風味バツグンの
ヤシの木をたずさえたロータリーにたどり着きます。
そこからは下り傾斜の一番急な坂道へ。
左に右に大きなカーブをどんどんと下っていくと、ほどなく視線の先には青く輝く海が!


≪街歩き≫
海岸通りを右に進むと城壁に囲まれた旧市街が見えてきます。
入江に沿った大きな広場では、観光客も地元のオジイちゃん達もベビーカーを押したお母さんも
みんなひなたぼっこをしながら気持ち良さそうに目を細めて海を眺めています。
ゆったり、ゆったりと流れる、穏やかで贅沢な時間・・・
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城門をくぐり、旧市街 ― Centro Storico の中へ。
曲がりくねった細い坂道をそぞろ歩きます。
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必見の大聖堂(写真右下)。 旧約聖書や神話を表した床一面のモザイク画。
人間や動物達が実に表情豊かに、チャーミングに描かれており、素朴な温かさに満ちています。
一方、大聖堂右奥にある礼拝堂。 三方の壁にびっしりと収められている頭蓋骨や大腿骨・・・
これらはオスマン・トルコ軍に攻め入られた際に殺された殉教者たちの骨とのこと。
オートラントの戦い

この穏やかな海を惚けながら眺めているだけでは なかなか思いが及びませんが、
旧市街をぐるりと取り囲む厚い城壁や高台にある物々しい城の姿は
確かに かつてこの地が戦場の舞台であったことを物語っているのでした。。。


◆       ◆       ◆

(余談)
海の美しさに引けを取らないモザイク画の味わい深さで、私のココロをぐわしと掴んだ大聖堂。
写真撮影禁止であったため、この大聖堂の写真が多く掲載されている街のガイドブックを
そばのおみやげ屋さんにて購入してきました。

―― が、帰宅後よくよく見てみると・・・ い、いや・・・ 一瞥して気がついたことに、
なんとそのガイドブックはフランス語版でした・・・。 ががーん。


sventato : 【agg.】 軽率な、無思慮な; 不注意な / 【s.】 あわてんぼうさん≫
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| by dicotomia | 2008-05-06 02:13 | 旅先のイタリア語
プーリアの旅 その2 ― オートラント Otranto (1)
Dallo spiraglio...

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城壁に囲まれた旧市街。
高低さの激しい曲がりくねった坂道を歩いていると
不意に目に飛び込こんでくる、入江のセルリアンブルー。
Ha destato viva impressione...

continua ...

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| by dicotomia | 2008-05-02 01:32 | 旅先のイタリア語
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