日本シリーズ、第4戦と第5戦の二試合を札幌ドームにて観戦してきました。
日本一決定直後、大歓声・大絶叫で揺れるドーム。
・・・異様な空間でした。
野球の他、サッカー日本代表やW杯の試合、
人気アーティストのライブなど、今までにも
観客数・数万人規模のイベントを見に行った経験は
何度もありますが、これほどにまで凄まじい
「人のうねり」 を感じたのは初めてでした。
日ハムという、それまであまりにも縁遠かったチームを
この三年間で徐々に受け容れ、熱い声援を送り
盛り上げていこうとする地元民。
それに対し、魅せるプレーやヒーローインタビュー、
パフォーマンス等で応えようとする選手・スタッフたち・・・
その流れは、それまで熱狂的な巨人ファンだった人や
野球に興味がなかった人々にまで伝播しました。
そして、互いに愛し愛される関係を築き上げた結果の
ひとつの発露として生まれた、あの強大なエネルギー。
積み上げてきた様々な想いが詰まった
大声援と試合途中からの涙・涙・涙・・・
たとえば愛国心だって、憲法で規定したり、
教育指導したり、ましてや その度合いを通知表にて
数値評定したり・・・・ そんなことをしなくても
自分たちで築き上げた愛すべき価値のある国に、
結果として自然に生まれ、育っていくものではないかと
改めて感じました。。。
隣の座席の方が新潟からはるばる応援にかけつけたという人で、なんでも札幌が好きで
年に数回来札しているそうで。 で、本拠地札幌移転を機に日ハムファンになったという。
ついついアルビレックスの話を伺ったところ、やはりこちらのファンでもあるそうで。
「新潟の盛り上がりもスゴイですよね」 と言ったら 「でも40,000人を超えていた観客動員数が
監督が交代(反町監督退任)してから35,000人ぐらいに減りました」 だって・・・ わお。
ということで、今回も記念エントリでした。